
10/10(月)、CLASKAで実施されたFacebookのイベント「f8 Tokyo」に参加してきました!
このCLASKAという会場、ホテルをリノベーションした建物だそうで、カフェ・ショップ・イベントスペース・ホテルが一体となっていて、とてもかっこよかったです!
こういうコンセプチュアルなスペースでイベントを実施するIT企業は少ないのでは?と思います。
「Facebook、すごくおしゃれな場所でイベントやるんだなー!」と驚きました!
(最寄駅の学芸大学駅からわりと遠い会場で歩くと疲れたんですが、この会場に来たら、疲れも吹き飛びました)


13時から開始だったんですが、20分前に着いても会場はぎっしり満員でした!
(すごい熱気でしたよ!!)
まず、Facebook児玉さんの発表。
いろんな数値が発表されました。
・Facebook 日本のマンスリーアクティブユーザ 500万ユーザ(数十万ユーザから1年半で成長)
・Facebookのアジアでのイベントははじめて。ワールドツアーの一環。
・f8 Tokyo 申し込み多かった!倍率3倍でした。
・Facebook社員、この会場にたくさんいます。参加者8人に対し、1人います。
・この会場のオーディエンスとの距離は2m。
・この会場のネット回線1Gbps。CLASKAさんがこの日のために新設(すごい!)。Wifiスポット5個。
・この会場の電源40個。
・同時通訳3人
・エレベーター1基
まず感じたのは、プレゼン資料のデザイン・フォントがかっこよかった!ということです。
この日にあったどのプレゼン資料も、共通してかっこいいデザインでした。
あと、回線・Wifi・電源など、開発者向けイベントだけに充実しているなーという印象を受けました。
そして、児玉さんからは
・セッション聞きながら、PC開いてコード書こう!
・思ったこととかは、Facebookなどでシェアしよう!
・質問しよう!
・水・コーヒーは用意してます!
など、参加者に向けて呼びかけられました。
ぼくもイベントを開催する立場になることがあるんですが、イベントの冒頭で参加者に向けて、こういうメッセージを届けるのは重要だと感じました。
続いて、各セッション。

セッションのなかでは、先日のUSのf8でも発表された「Open Graph」がフィーチャーされていました。
URLから判断すると、従来のGraph APIを拡張した感じですね。
Open Graphとは、ぼくの理解している範囲でいうと、「●●(誰)が●●を(オブジェクト)●●しました(動詞)」という情報を登録・参照するためのAPIだと思っています。
たとえば、セッションでも紹介された「レシピ共有アプリ」で「Aさん」が「オムライス」を「料理した」という情報をOpen Graphを使えば、Facebookに登録できます。
そして、Facebook上ではAさんの友達のTickerに「Aさんがオムライスを料理しました(レシピ共有アプリ)」みたいなメッセージが流れます。
面白いのが、この「料理した」という動詞の部分で、この動詞の部分はアプリ開発者が自由に設定できるところ(たぶん)。
「myapp:cook(料理する)」以外にも「myapp:read(読む)」「myapp:run(走る)」「myapp:listen(聴く)」など、ライフスタイルに関連した動詞はいくらでも考えられます。
「myapp:want_to_buy(買いたい)」みたいなのもありですね。
個人的に、この日のイベントで一番刺さったのは、このOpen Graphでした。
Open Graphを使ったアプリ、無茶苦茶面白そうなものができそうですよね。
実際、いま開発しようとしているアプリにもOpen Graph使える!と思って、セッション聴いてる最中にテンションあがりまくりました!
(PCを持っていかなかったことをほんとに後悔!)

セッションで紹介されたレシピ共有アプリ。
ソースは以下のリンクからダウンロードできます。
http://developers.facebook.com/docs/beta/samples/
あと、セッションではFacebookの開発者の方がライブコーディングをしていたんですが、開発環境はMacBook+PHP+JavaScript+TextMate+git+Herokuな感じでした。VMWare Fusion入れてた人もいました。

そして、CLASKA1Fのカフェにてランチタイム。
どの料理もほんとに美味しかったです!!




午後のセッションでは、DEEP-DIVEということで、アプリ開発のより深い部分について発表されました。
Open Graphを利用するアプリを開発するうえで必要な、データモデル、アクションタイプ、アグリゲーションなどについて紹介されました。
以下のチュートリアルを見れば、Facebookアプリ開発者の方であれば、基本的なことは分かるかと思います。
参考:Open Graphアプリの作成チュートリアル
http://developers.facebook.com/docs/beta/opengraph/tutorial/



Open Graphに続いては、ゲーム、マーケティング、モバイルに関する発表がありました。
詳細な紹介は、fb.developers’+さんの 【速報】f8 Tokyo 午後の部 をご覧ください。

屋上も開放されているということでしたので、休憩時間に行ってみました。
音響設備もあったし、ここで夜ドリンクを飲んだら気持ちよさそうです!


そして、最後はクックパッド井原さんの発表。
ローンチパートナーとしてアプリを開発してみたリアルな感想が聞けて、とても参考になりました。
井原さんは、ぼくが関わっているイベント「#MA7 Mashup Caravan in Tokyo」でもプレゼンしていただいたことがあり、参加者の反応が非常にいいプレゼンをされることで有名な方です。
この日も、オーディエンスの心をつかむ面白いプレゼンをされていました。日々行う料理を楽しくするサービスであるクックパッドと、OpenGraphの親和性は非常に高いと感じました。

最後は、Q&Aセッション。
f8の由来は、Facebook社内で実施されている定時以降の8時間ハッカソンからきているということを知れたのが一番よかったです!

そして、最後は1Fでパーティー。
いろんな方とお話できて、楽しかったです!!


帰り際に、おみやげをいただきました!
内容はTシャツ(生地はUnited Athle)、ポストイット、キーホルダーでした!
今回参加してみて感じたのは、やはりOpenGraphの可能性についてです。
2005年以降のソーシャルサービスブームによって、写真・位置情報・好きなもの・関心があるもの・交友関係などなど、個人に関するいろんな情報がシェアされる時代になってきました。
これまでは、それぞれのソーシャルサービス内で完結していた情報が、OpenGraphによって、Facebookの友達同士でも楽しむことができるようになるのだと思います。
そして、その情報はFacebookにTimeLineとして記録していくこともできます。
このOpen Graphは、Facebookが「ライフストリーミング&ロギングプラットフォーム」としてさらに成長するための大きな一歩になるような気がします。
アプリを作る側がおさえておくポイントとしては、
・ユーザの生活に連動したライフスタイルアプリを作る場合、Open Graphは利用するべき
「料理したよ!ボタン」「読んだよ!ボタン」など動詞の数だけアクションボタンは作成可能。
「日時・写真」のデータがある場合、「作った料理をTimelineに追加」など、タイムライン追加ボタンをつけてもよさそう。
・これからはNewsFeedではなくて、Ticker、Timelineに(軽い)アクティビティを吐くアプリが増えそう
・ただ、「ページを閲覧した」のような(軽すぎる)アクティビティをTickerに吐くようなアプリは嫌われそう
かと思います。
またFacebookユーザとしては、自分のものを作っていると時間を忘れてしまうくらい、Timelineが最高に面白いので、
これからFacebookにどんどんデータを登録したくなってしまうなーとも感じています。
いま開発者にとって、ユーザ数、APIの充実という点から、一番魅力的なプラットフォームはFacebook、といえると思います。
サードパーティーアプリ開発者としては、とりあえずしばらくはこのFacebookプラットフォームに乗らざるを得ないのかなー?とさらに痛感したイベントでした!